【2025年最新】能登グルメ!必食の海鮮・能登牛から名物スイーツまで徹底ガイド

「能登への旅行、せっかくなら美味しいものを心ゆくまで味わいたい!」
そう思っているあなたへ。海の幸、山の幸に恵まれた能登半島は、まさに食の宝庫です。この記事では、あなたの能登旅行を最高の美食体験にするための情報をすべてご紹介します。
世界農業遺産にも認定された「里山里海」が育む、新鮮で質の高い食材の数々。定番の海鮮丼や能登牛はもちろん、地元で長年愛される伝統の味から、世界が認めた最新スイーツまで。さあ、能登の「まいもん(美味しいもの)」を探す旅へ出かけましょう!
能登の観光情報についてはこちらの記事で紹介しております。
能登グルメを味わう前に知りたい!春夏秋冬の旬カレンダー

能登の食を最も楽しむ秘訣は「旬」を知ること。能登の里山里海がもたらす四季折々の恵みを、最高のタイミングで味わうためのカレンダーです。あなたの旅の季節には、どんなご馳走が待っているでしょうか。
春(3~5月)の能登グルメ:山菜と春告げ魚
雪解けと共に、能登の食卓は一斉に春めきます。ほろ苦い山菜や、繊細で上品な味わいの魚介類が、長い冬の終わりと生命の息吹を告げてくれます。

©石川県観光連盟
- 【山の幸】
- 山菜・春野菜: こごみ、わらび、ぜんまいといった山菜が旬を迎えます。天ぷらにすれば、その独特の香りとほろ苦さが口いっぱいに広がります。地元ではおひたしや和え物としても親しまれる、春のデトックスに最適な味覚です。
- 【海の幸】
- 春告げ魚: 産卵のために沿岸に近づくメバルや、透き通るような身が美しいサヨリなど、淡白ながらも旨みが凝縮された魚が美味しい季節。特にメバルの煮付けは、春の能登を代表する家庭の味です。
- 海藻類: 生わかめやメカブは、この時期ならではのご馳走。さっと湯がいてポン酢でいただく「わかめしゃぶしゃぶ」は、磯の香りと食感をダイレクトに楽しめます。
- 貝類: 潮干狩りで獲れるアサリやハマグリも旬。酒蒸しや味噌汁にすれば、豊かな出汁が体に染み渡ります。
夏(6~8月)の能登グルメ:天然岩牡蠣と新鮮なイカ
強い日差しが照りつける夏、能登の海は最も活気づきます。濃厚な海の幸を味わい、能登の力強い夏を体感しましょう。
- 【海の幸】
- 天然岩牡蠣(黄金イワガキ): まさに夏の味覚の王様。特に珠洲の海で育つ天然ものは「海のミルク」と呼ぶにふさわしい、濃厚でクリーミーな味わいです。レモンを軽く搾って、一口で頬張るのが最高の贅沢。
- イカ: 能登町の小木港は日本有数のイカの水揚げ量を誇ります。朝獲れの透き通るような「活イカ」の刺身は、コリコリとした食感と驚くほどの甘みが特徴です。
- サザエ、バイ貝: 磯の香りが凝縮されたサザエのつぼ焼きや、甘辛く煮付けたバイ貝は、地酒の肴にぴったり。海の家や浜焼きで楽しむのが夏ならではの醍醐味です。
- 夏告げ魚: 脂がのったアジや、上品な白身のスズキなども旬を迎えます。
- 【山の幸】
- 能登野菜: 赤土で育った甘みの強いじゃがいもや、みずみずしいキュウリなど、夏野菜が豊富。能登の太陽をたっぷり浴びた野菜は、味が濃く力強いのが特徴です。
秋(9~11月)の能登グルメ:新米と甘エビ
実りの秋、能登は食材の彩りが最も豊かになる季節です。黄金色に輝く田んぼと、穏やかになった海の両方から、滋味あふれる恵みが届きます。
- 【山の幸】
- 新米(神子原米): ローマ法王にも献上された羽咋のブランド米「神子原米」の収穫期。炊き立ての新米は、それだけでご馳走です。一粒一粒が輝き、強い旨みと豊かな香りが口に広がります。
- きのこ類: 松茸をはじめ、様々な天然きのこが里山を彩ります。土瓶蒸しやきのこご飯で、秋の豊かな香りを楽しめます。
- 【海の幸】
- 甘エビ、アオリイカ: とろけるような食感と濃厚な甘みが特徴の甘エビは、まさに海の宝石。また、イカの王様とも呼ばれるアオリイカは、肉厚でもっちりとした食感と上品な甘みが楽しめます。
- のどぐろ: 「白身のトロ」と称される高級魚。秋から冬にかけて特に脂がのり、塩焼きにすれば皮はパリッと、身はふっくらとろけるような食感を堪能できます。
冬(12~2月)の能登グルメ:寒ブリと牡蠣、香箱ガニ
寒く厳しい冬の日本海は、能登に最高の美食をもたらしてくれます。この時期にしか味わえない、脂ののりきった海の幸は、わざわざ訪れる価値のある感動的な美味しさです。

©石川県観光連盟
- 【海の幸】
- 真牡蠣(マガキ): 七尾湾や穴水湾で育つ冬の味覚の主役。夏場の岩牡蠣とはまた違う、ぷりぷりで締まった身が特徴です。炭火で焼く「焼き牡蠣」は、能登の冬の風物詩。
- 能登寒ぶり: 雷鳴が轟く寒い日に獲れるブリは「寒ブリ」と呼ばれ、格別の味わい。刺身にすれば醤油を弾くほどの脂がのり、口の中でとろけます。地元では大根と一緒に煮る「ブリ大根」や、「ブリしゃぶ」も定番です。
- 香箱ガニ: 獲れる期間が短い、雌のズワイガニ。小ぶりな体に、プチプチとした食感の「外子(そとこ)」と濃厚な旨みの「内子(うちこ)」、そして繊細なカニ味噌がぎっしり詰まった、北陸の冬の宝物です。
- タラ: 鍋料理に欠かせない冬の白身魚。新鮮なタラの「白子(しらこ)」は、ポン酢や天ぷらでいただけば、クリーミーで濃厚な味わいが楽しめます。
- 海苔: 寒い時期に岩場で手摘みされる「岩のり」は、香りが強く、熱々のご飯やお味噌汁との相性は抜群です。
【必食25選】能登のおすすめグルメと人気店をジャンル別に徹底紹介
能登グルメの王道!新鮮な海鮮(牡蠣・寿司・海鮮丼)と名店
寿司・海鮮丼:穴水町「能登前 幸寿し」

能登の寿司はレベルが違います。
穴水町の「能登前 幸寿し」では、能登の素材にこだわり、毎朝七尾や能登町の市場で仕入れた魚を、握りやお造り、海鮮丼などお好きなスタイルで提供。
奥能登の日本酒や穴水の能登ワインと合わせて、能登の海幸を味わうなら外せない名店です。
https://noto-kouzushi.jimdofree.com
牡蠣:穴水町「なぎさガーデン」

冬の牡蠣を心ゆくまで楽しむなら、穴水町の「なぎさガーデン」がおすすめ。自分で焼くスタイルで、熱々のぷりぷりな牡蠣を頬張る幸せを体験できます。
https://www.town.anamizu.lg.jp/site/kankou-eat/100558.html
浜焼き:七尾市「能登食祭市場」
好きな魚介を選んでその場で焼いて食べる「浜焼き」は、最高のエンターテイメント。七尾市の「能登食祭市場」では、市場で買ったものをすぐに焼けるコーナーがあり、活気あふれる雰囲気と共に楽しめます。
http://www.shokusai.co.jp/floor/1f-hamayaki.html
ブランド肉と伝統鍋!能登牛と名物ちゃんこ鍋
能登牛:志賀町「てらおか風舎 本店」

「幻の和牛」と称される能登牛を味わうなら、志賀町にある認定第一号店「てらおか風舎(ふうしゃ) 本店」へ。きめ細かな肉質と上品な脂の甘みが特徴で、ステーキやすき焼きでその実力を存分に味わえます。
https://notoushi.com/togi/
ちゃんこ鍋:穴水町「ちゃんこ力」

元大相撲の力士が始めた穴水町の名物グルメ。「ちゃんこ力」では、魚介や野菜の出汁がたっぷり染み込んだ、ボリューム満点で心も体も温まる本格的なちゃんこ鍋が楽しめます。
https://tabelog.com/ishikawa/A1704/A170403/17003854/
地元で愛されるスイーツもご紹介!
味噌まんじゅう:「竹内のみそまんじゅう」

能登で「まんじゅう」といえばこれ。甘じょっぱい味噌あんが癖になる、昔ながらの素朴な味わいで、地元で長年愛されるソウルフードです。お土産にも喜ばれます。
https://www.hot-ishikawa.jp/spot/detail_6543.html
能登町「マルガージェラート」

能登町にある、ジェラート世界大会で優勝したマエストロが手がける名店。能登の生乳や塩、季節の果物など、地元の素材を活かした芸術的なジェラートは、わざわざ訪れる価値のある逸品です。
http://www.malgagelato.com/
牛乳・ソフトクリーム:「のとミルク」

能登の酪農家が作る新鮮な牛乳。濃厚ながら後味はすっきりしており、牛乳そのものはもちろん、ソフトクリームやヨーグルトも絶品です。
https://notomilk.com/
ご当地サイダー:「塩サイダー」

珠洲の伝統製法「揚げ浜式」の塩を使ったご当地サイダー。すっきりとした甘さの中に塩味がキリッと効いており、ドライブのお供に最適です。穴水町はじめ、道の駅などで入手できます。
https://ante-jp.com/?page_id=174
能登グルメ旅を完璧にする!日帰り・1泊2日モデルコース
このコースは、能登の食を愛するあなたのための、究entaな食べ歩きプランです。能登半島は広いため、レンタカーなど車での移動が基本となります。人気店も多いため、特に夕食は事前の予約をおすすめします。
【1泊2日モデルコース】能登牛から海鮮まで王道を巡るプラン
金沢方面から能登へ入り、まずは絶景海岸線「能登金剛」をドライブ。旅の始まりを祝うにふさわしい、最高のランチとディナーがあなたを待っています。
- 昼食:【志賀町】てらおか風舎 本店で味わう「能登牛」ステーキランチ
爽快な「千里浜なぎさドライブウェイ」を駆け抜け、志賀町へ。ここで味わうべきは、幻の和牛と称される「能登牛」です。認定第一号店でもある「てらおか風舎 本店」の扉を開ければ、落ち着いた空間が迎えてくれます。熱い鉄板の上でジュウっと音を立てる厚切りのステーキは、まさに至福の瞬間。きめ細かなサシが入ったお肉は、口に入れた瞬間に上品な脂の甘みと共に溶けていきます。まずはシンプルに塩で、肉本来の旨みを存分にご堪能ください。旅のスタートを飾る、忘れられないランチになるはずです。 - おやつ:【道中】竹内のみそまんじゅうをつまみ食い
能登牛の余韻に浸りながら、今夜の宿がある穴水町へ。その道中、もし見つけたら必ず手に入れたいのが「竹内のみそまんじゅう」です。しっとりとした薄皮と、甘さとしょっぱさのバランスが絶妙な味噌あん。どこか懐かしく素朴な味わいは、ドライブの疲れを優しく癒やしてくれる、能登で長年愛されるソウルフードです。 - 夕食:【穴水町】「能登前 幸寿し」の本格寿司か、「ちゃんこ力」のあったか鍋か
能登の食材が集まる「まいもんのまち」穴水での夕食は、嬉しい二択に悩むことでしょう。
【本格派なら「能登前 幸寿し」】 凛としたカウンターで味わう、本物の能登前寿司。主人が毎朝、七尾港や宇出津港で目利きした魚介は鮮度抜群。丁寧な仕事が施された握りは、口の中でほろりと解け、魚の旨みが広がります。奥能登の地酒や、穴水産ぶどうで造る能登ワインと共にいただけば、能登の海の幸を心ゆくまで満喫できます。
【心温まるなら「ちゃんこ力」】 元力士が腕を振るう名店で、身も心も温まるちゃんこ鍋はいかがでしょうか。鶏ガラベースの優しいスープに、能登の新鮮な魚介や野菜がこれでもかと入った鍋は、ボリューム満点。全ての旨みが溶け出したスープを最後の一滴まで飲み干せば、旅の疲れも吹き飛びます。
奥能登・中能登を大満喫!輪島朝市の朝食から始まる絶景と美食の1日
早起きして、能登の神髄・奥能登へ。朝市の活気から始まり、最果ての絶景、世界が認めたジェラートまで、能登の多様な食文化を一日で体感する、贅沢なルートです。
- 朝食:【輪島市】『出張』輪島朝市で味わう、焼きたての干物
穴水から車を走らせ、輪島へ。『出張』輪島朝市では、元気なお母さんたちが迎えてくれます。ここで味わいたいのが、買ったばかりの干物をその場で焼いてもらって食べること。香ばしい香りと、凝縮された魚の旨みが、炊き立てのご飯と味噌汁によく合います。市場の活気を肌で感じながらいただく朝食は、最高の旅の始まりです。 - 昼食:【珠洲市・能登町】旬の海鮮丼を味わい、世界一のジェラートでデザート
白米千枚田や禄剛崎灯台など、奥能登の絶景を巡った後のランチは格別です。珠洲市や能登町の港町にある食堂で、旬の地魚が満載の海鮮丼をいただきましょう。夏なら迷わず、濃厚でクリーミーな天然岩牡蠣を追加。そして食後は、能登町が誇る**「マルガージェラート」本店へ。能登の生乳や塩、季節の果物を使ったジェラートは、まさに芸術品。口に含んだ瞬間、能登の美しい風景が目に浮かぶような感動的な味わいです。 - 夕食:【七尾市】冬なら牡蠣小屋、それ以外なら能登食祭市場で浜焼き
旅の締めくくりは、中能登の中心・七尾市で。 【冬の旅なら「牡蠣小屋」】 七尾市中島町は、冬になると牡蠣一色に。自分で殻付き牡蠣を炭火で焼く「牡蠣小屋」は、冬の能登ならではの体験。パチパチと音を立て、磯の香りが立ち上る中、熱々のぷりぷりな身を頬張る幸せは、言葉になりません。 【どの季節でも楽しい「能登食祭市場」】 市場で好きな魚介を選び、その場で炭火焼きにする「浜焼き」は、季節を問わず楽しめる食のエンターテイメント。サザエやホタテ、一夜干しなど、好きなものを好きなだけ。旅の思い出を語らいながら、能登での最後の晩餐をお楽しみください。
能登グルメ旅の拠点に最適な宿は?穴水町のホテルがおすすめな理由
これだけたくさんの美食が溢れる能登半島。せっかくなら一泊、できれば二泊して、心ゆくまで「まいもん」を巡る旅を楽しみたいですよね。
そこで重要になるのが、旅の拠点選びです。能登のほぼ中央に位置し、奥能登の玄関口でもある穴水町に滞在すれば、西の輪島方面へも、先端の珠洲方面へも、そして南の七尾方面へも、効率よくアクセスすることができます。
のと鉄道・穴水駅から徒歩すぐの「Tomoru Hotel」なら、日中はアクティブに能登を巡り、夜は車を置いて町へ繰り出すのも簡単です。周辺には、今回ご紹介した「能登前 幸寿し」や「ちゃんこ力」をはじめ、美味しい飲食店が点在しています。
美味しい料理とお酒で満たされた一日の終わりを、快適な空間で締めくくる。 Tomoru Hotelを拠点に、あなただけの最高の能登グルメ旅を計画してみませんか。