【2025年最新】穴水町の飲食店をご紹介!徒歩で巡るグルメ&観光スポット完全ガイド


能登半島のほぼ中央に位置する、石川県・穴水町。奥能登への玄関口として知られるこの町は、ただの通過点ではありません。鎌倉時代から続く歴史の物語、穏やかな湾が育む里山里海の絶景、そして食通たちを唸らせる「まいもん(美味しいもの)」文化が、ここには深く息づいています。
この記事では、そんな穴水町の魅力を心ゆくまで堪能するため、地元で愛される名店から必見の観光スポットまでを徹底的にご紹介。特に、町の中心部から徒歩で巡れるスポットに焦点を当てているので、車を置いて、気ままな街歩きを楽しむ旅の参考にぜひしてください。
能登半島のグルメ情報はこちらのページで紹介しております。
「穴水町」の魅力とは?その秘密は長い歴史と文化にあり!

能登の旅を知る人ほど、拠点として穴水町を選びます。その理由は、町の持つ3つの魅力にあります。
- 歴史が息づく、時を巡る物語: 鎌倉武将・長谷部信連ゆかりの史跡や、北前船が寄港した歴史ある港町の風情が、訪れる人を魅了します。
- 風と波が誘う、里山里海の絶景: 穏やかな穴水湾に浮かぶ「ボラ待ちやぐら」の幻想的な風景や、潮風が心地よい遊歩道など、心安らぐ景色が広がっています。
- 五感を満たす、「まいもん」文化の贅沢: 冬の牡蠣をはじめ、新鮮な魚介、ちゃんこ鍋、能登ワインなど、ここでしか味わえない食の体験が待っています。
【目的別】地元民おすすめ!穴水町の必見スポット&名店ガイド
まずは腹ごしらえ!駅から徒歩圏内の穴水グルメ名店をご紹介!!
幸寿し(ホテルから徒歩2分)

毎朝、七尾港や宇出津港で目利きした朝獲れの魚介は、まさに能登の海の宝石。お寿司は口の中でほろりと解け、新鮮なネタの旨みと地元産にこだわったシャリの甘みが一体となります。何を食べようか迷ったら、その日の最高のネタを味わえる「おまかせ」がおすすめ。また、色とりどりの魚介が美しく盛り付けられた「能登丼」も人気で、ボリュームも満点です。奥能登のキリッとした地酒や、穴水産ぶどうで造るフルーティーな「能登ワイン」と共にいただけば、能登の海幸を心ゆくまで満喫できる、忘れられない食体験が待っています。
ちゃんこ力(ホテルから徒歩6分)

元大相撲の力士が腕を振るう、心も体も芯から温まるちゃんこ鍋の名店です。扉を開けると、出汁の優しい香りが食欲をそそります。鶏ガラをベースにした秘伝のスープに、能登の新鮮な魚介や採れたての地元野菜、そして手作りのつみれなどがこれでもかと入った鍋は、まさに圧巻の一言。全ての旨みが溶け込んだ滋味深いスープは、最後の一滴まで飲み干したくなるほどの美味しさです。有名テレビドラマで紹介されたこともあり、その味は折り紙付き。旅の夜に、仲間や家族と一つの鍋を囲めば、会話も弾み、お腹も心も満たされること間違いありません。
ほそ川(ホテルから徒歩1分)

ホテルのすぐ隣、赤提灯が目印の「ほそ川」は、地元客の笑い声が絶えない、活気に満ちた人気の居酒屋です。店内には手書きのお品書きが並び、「本日のおすすめ」にはその日一番の旬の食材を使った料理がずらり。新鮮なお造りの盛り合わせはもちろん、春には山菜の天ぷら、冬には脂ののったブリ大根など、季節を感じる家庭的ながらも趣向を凝らした一皿が楽しめます。どの料理も能登の地酒との相性を考え抜かれており、「この料理に合うお酒は?」と尋ねれば、気さくな店主が最高の組み合わせを教えてくれるでしょう。能登の日常に溶け込み、温かい人情に触れられるお店です。
一品料理 酔仙(ホテルから徒歩2分)

旅先でふらりと立ち寄りたくなる、そんな気取らない雰囲気が魅力の居酒屋です。店内には、じっくりと味が染みた熱々のおでん鍋があり、心と体を優しくほぐしてくれます。炭火で丁寧に焼き上げた香ばしい焼き魚や焼き鳥、日替わりの新鮮な刺身盛り合わせなど、お酒が進む定番の逸品が豊富に揃っており、何度訪れても飽きることがありません。カウンター席で一人、静かにお酒を味わうもよし、テーブル席で仲間と語らうもよし。気張らずに、穴水の夜をのんびりと楽しみたい時にぴったりの一軒です。
月の陽(ホテルから徒歩2分)
昼と夜で二つの顔を持つ、隠れ家のようなお店です。昼は、地元の食材を活かしたこだわりのランチが楽しめる明るいカフェ。そして夜になると、照明が落ちて落ち着いた雰囲気のバーへと姿を変えます。カウンターに座り、マスターにおすすめの「能登ワイン」を選んでもらえば、特別な夜の始まりです。ワインを片手に、旅の話や能登の暮らしについて語り合う時間は、何よりの贅沢。地元の人々やマスターとの温かい会話を通じて、ガイドブックには載っていない穴水の魅力を発見できるかもしれません。
もりそば(ホテルから徒歩7分)

創業から50年以上、三代にわたって地元のお腹を満たし続けてきた老舗のそば屋です。長年変わらぬ出汁の香りが漂う店内は、どこか懐かしく、ほっとする空間。香り高いそばや、もちもちのうどんはもちろん、丼物や定食メニューも充実しており、その日の気分に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。サクサクの大きな海老天が乗った天ぷらそばは、長年の人気メニュー。お子様からご年配の方まで、誰もが安心して食事を楽しめる、町の温かい食卓のような存在です。
中華料理 酔八仙(ホテルからから徒歩7分)

昔ながらの「町中華」の魅力が詰まった、地元で愛される中華料理店です。看板メニューは、皮はパリッと、噛めば肉汁がじゅわっと溢れ出すジューシーな「餃子」。そして、シャキシャキのネギの食感と香りが食欲をそそる「ネギラーメン」も外せません。どちらも、奇をてらわない実直な美味しさで、どこか懐かしさを感じさせます。観光地の食事とは一味違う、地元の人々の日常に根差した温かい味を求めているなら、ぜひ訪れたい一軒です。
少し足を延ばして。能登の恵みに出会う場所(車で約15分)
能登ワイン(ホテルから車で約15分)

穏やかな穴水湾を背に、なだらかな丘を登っていくと、目の前に広大なぶどう畑と瀟洒なワイナリーが現れます。ここが、能登の豊かな風土を一本のボトルに詰め込む「能登ワイン」です。潮風が運ぶミネラルと、昼夜の寒暖差が育んだ糖度の高いぶどうから造られるワインは、果実味豊かでありながら、どこか潮の香りを感じさせるキレの良い味わいが特徴です。 ガラス張りの店内からはぶどう畑を一望でき、テイスティングカウンターでは、様々な種類のワインを試飲しながらお気に入りの一本を探すことができます。特に、能登の牡蠣との相性を考えて造られた白ワインは格別。旅の思い出に、そして能登の美食をさらに楽しむために、能登の風土そのものを持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
oyster&café Coast table(ホテルから車で約15分)

穏やかな七尾湾に面して佇む、まさに「里海の特等席」と呼ぶにふさわしいカフェです。店内に入ると、大きな窓いっぱいに広がるのは、キラキラと輝く海と、牡蠣の養殖いかだが浮かぶ静かな湾の景色。まるで一枚の絵画のような風景に、思わず時を忘れてしまいます。 ここで味わえるのは、店主が目の前の海で自ら育て、水揚げしたばかりの、究極に新鮮な牡蠣。ぷりぷりとした身を口に運べば、濃厚でクリーミーな旨みと、爽やかな磯の香りが口いっぱいに広がります。コーヒーや軽食と共に、能登の里海の息吹を五感のすべてで感じられる、贅沢な時間を過ごせる場所です。
cafe&炭火焼 なぎさガーデン(ホテルから車で約12分)

目の前に穏やかな海が広がる絶好のロケーションで、能登の海幸を豪快な炭火焼きで楽しめるお店です。この店の最大の魅力は、鮮魚店『渚水産』の直営であること。だからこそ、その日に水揚げされたばかりの、本当に新鮮で美味しい魚介だけが店頭に並びます。 冬の牡蠣はもちろん、磯の香りがたまらないサザエやホタテ、脂ののった一夜干しなど、好きなものを好きなだけ選んで自分で焼くスタイルは、食のエンターテイメントそのもの。潮風を感じながら、仲間とわいわい楽しむ炭火焼きは、旅の最高の思い出になること間違いありません。
合わせていこう!歴史と絶景に触れる。穴水の必見観光スポット
能登長寿大仏(ホテルから車で約5分)

町の喧騒から少し離れた静かな高台に、優しく穏やかな表情をたたえた「能登長寿大仏」は座しています。訪れる人の心を和ませ、安らぎを与えてくれるこの大仏様は、世界の平和と人々の長寿を願って建立されました。 敷地内は「真和園」という美しい庭園になっており、荘厳な三重塔や親鸞聖人など11体の仏像が点在。これらを巡る「11ヶ所巡り」は、心を整える散策にぴったりです。海岸へと続く「朱鷺のさんぽ道」を歩けば、穏やかな海の景色も楽しめます。日々の忙しさを忘れ、ただ静かに自分と向き合う、そんな穏やかな時間を過ごせる場所です。
鹿島神社(ホテルから車で約15分)

のと鉄道「能登さくら駅」からもほど近く、七尾北湾の海岸線に鎮座する鹿島神社。まるで海に浮かぶ森のように見えるその姿は、訪れる人の心を惹きつけます。特に、能登半島と能登島の間から昇る朝日は絶景で、神聖な空気に包まれます。
長谷部神社(ホテルから徒歩20分・車で約5分)

この神社に祀られているのは、鎌倉時代の武将であり、今日の穴水町の礎を築いたとされる長谷部信連(はせべのぶつら)。町の人々からは「しれんさん」と呼ばれ、今も深く敬われています。境内は静かで荘厳な空気に包まれており、一歩足を踏み入れると、町の歴史の重みを感じることができるでしょう。 毎年夏に行われる町で最も大きなお祭り「長谷部まつり」では、信連の入城を再現した勇壮な武者行列がこの神社を目指します。祭りの日に訪れるのはもちろん、それ以外の日に訪れても、この町の人々のアイデンティティと誇りの拠り所となっている特別な場所の空気を感じ取れるはずです。
ボラ待ちやぐら(ホテルから車で約10分)

穏やかな穴水湾の水面に、すっと佇む繊細な木製の櫓。これこそが、穴水町の歴史と里海の文化を象徴する「ボラ待ちやぐら」です。これは、櫓の上からボラの群れが網に入るのをひたすら待つ、という能登独特の伝統漁法に使われたもの。漁が行われなくなった今も、その詩的な姿は多くの人々を魅了し続けています。 特に、朝霧に包まれた幻想的な姿や、夕日に染まるシルエットは、思わず息をのむ美しさ。穏やかな水面に映る「逆さやぐら」が見られる日は、絶好の写真日和です。国道沿いのポケットパークから、その静かで美しい風景を心ゆくまで眺めることができます。
旅の準備やお土産探しに。便利な駅近スポット
のと鉄道穴水駅(ホテルから徒歩2分)

旅の始まりと終わりを告げる、能登観光の玄関口。木造駅舎の温もりが残るレトロな雰囲気は、訪れる人の心を和ませ、ノスタルジックな旅情をかき立てます。ここから一両編成のローカル列車に揺られれば、車窓には日本の原風景ともいえる里山や、キラキラと輝く穏やかな七尾湾の景色が次々と映し出されます。 特に、土日祝を中心に運行される観光列車「のと里山里海号」は、ただの移動手段ではありません。沿線の絶景ポイントでは徐行運転し、アテンダントが能登の魅力を案内してくれる、走る観光案内所のような存在です。車を使わずに能登を巡るなら、ここから始まる物語があなたを待っています。
道の駅あなみず(ホテルから徒歩2分)

能登の「まいもん(美味しいもの)」が一堂に会する、食のテーマパークのような場所です。館内には、地元の農家が毎朝届ける朝採れの新鮮な野菜や果物、港で水揚げされたばかりの魚介類、そして手作りのお惣菜やお弁当がずらりと並びます。 お土産コーナーも充実しており、穴水産のぶどうで造られた「能登ワイン」や、奥能登各地の地酒、伝統工芸品まで豊富に取り揃えています。旅の始まりに情報を集めたり、ドライブのお供を探したり、旅の終わりにお土産を選んだりと、滞在中何度も立ち寄りたくなる便利なスポットです。
ふなづ釣具店(ホテルから徒歩2分)


波が穏やかで魚影が濃い穴水湾は、実は釣りの名所。初心者や家族連れでも、安心して釣りデビューができる絶好のフィールドです。「ふなづ釣具店」は、そんな穴水での釣りをサポートしてくれる、旅人のための頼れるパートナー。本体は釣具の販売のみのお店ですが、舟釣り業者さんを紹介してくれるので、竿のレンタルからエサの調達まで、「手ぶらでも釣りができる」のが嬉しいポイントです。 気さくな店主の舟津さんは、その日のベストな釣り場や、釣れる魚、仕掛けまで、何でも親切に教えてくれます。Tomoru Hotelにご宿泊のお客様なら、ご要望に合わせて舟津さんが特別な釣りプランをアレンジしてくれることも。能登の旅に「釣り」という最高のアクティビティを加えてみてはいかがでしょうか。
穴水の夜と能登の旅を満喫するなら、駅近ホテルという選択肢
これだけたくさんの魅力的なお店やスポットが点在する穴水町。
特に、夜は美味しい料理と地酒を心ゆくまで楽しみたいもの。そんな時、町の中心部に宿をとれば、車の運転を気にすることなく、気ままに夜の街へ繰り出すことができます。
日中は能登各地へのドライブを楽しみ、夜は穴水の「まいもん」をハシゴする。そんな理想的な滞在を叶えるのが、のと鉄道・穴水駅から徒歩すぐの「Tomoru Hotel」です。
ご紹介した飲食店の多くが徒歩圏内にあり、まさに「まいもん巡り」の拠点として最高のロケーション。清潔で快適な客室で一日の疲れを癒し、翌日はまた新たな能登の魅力探求へ。
Tomoru Hotelを拠点として、あなただけの穴水町、そして能登の物語を紡いでみませんか。